ブラジリアン柔術道場のオーナーやサークルを主催している人にとって会員の数を増やすのは常に目標であり、シリアスな問題です。そこで会員数が伸び悩んでいる指導者の方々に新たな方法をご紹介します。
日本全国、柔術はやりたいけど、どこで始めたらいいか分からなくて悩んでいる、という人がたくさんいるはずです。近所の道場に行くのが一番いいんだろうけど、みんな強そうな人ばかりで門を叩きづらい人もいるでしょう。近所に道場がなくてサークルを探しているけど、なかなかいいところが見つからないという人もいるかもしれません。
ネットで道場の情報を探すと、それこそたくさんの道場のサイトが見つかり、おおよそどのサイトにも「初心者歓迎」、「無料体験レッスン」といったキャッチコピーが書かれています。しかし初心者にとってはそれらの言葉は実はあまり心に突き刺さらなかったりします。
なぜなら「初心者歓迎」であろうと、練習に行ったら当然経験者にボコボコにされ、なんだか分からないうちに「無料体験レッスン」が終わってしまうからです。そこでおすすめなのがこれです。
指導者と興味のある人をマッチングするストリートアカデミー
ストリートアカデミーとは学びたい人と覚えたい人をマッチングするサービスです。格闘技だけでなくヨガ、料理、語学、写真、アートなど考え付くことならなんでも教えたり、学んだりすることができます。このサービスを通じて柔術を教えたい人と覚えたい人がつながれば、双方にメリットが生まれるはずです。
ストリートアカデミーを利用するメリット
1、ホームページを作らなくてもいい
お金をかけずに生徒を募りたい、クラスの宣伝がしたい、という人にはもってこいのサービスです。レッスン終了後には5%から15%の手数料が発生しますが、何十万円もかけてサイトを開設したりするのに比べたらお手軽に始められます。
また、レッスン料金はクレジットカード決済なので、いちいち生徒たちからお金を回収する必要がないのもありがたいです。予約やキャンセルといったシステムも組み込まれているので運営が大変しやすいのも便利です。
2、初心者が一回から気軽に参加できる
柔術道場にありそうであまりないのが、一回きりの初心者向けクラスですね。一般的な「無料体験レッスン」と大きく違うのは参加する本人もほかの参加者も全員初心者であるという点です。これだと柔術を始めるハードルがかなり下がります。
また人はいつ来てもいいと言われると、なかなか重い腰が動かず、結局行かずに終わってしまう、という心理があります。でも月に一度、週に一度だけ「初心者クラス」が開催されるとなれば、せっかくだからこの機会に参加してみようかなと思うはずです。
3、無料ではなく有料で開催できる
「無料体験」ではなく、料金が発生するので教えるほうも教わるほうも、いい意味で割り切ることができます。「無料」だと体験が終わった後には入会しないといけなくなるんじゃないか、といったプレッシャーを感じる人もいるでしょうが、有料ならそういった心配もありません。もちろん柔術の練習が気に入ればそれをきっかけに道場やサークルの本会員になる人も必ずいるはずです。
指導する側にとっても一度のレッスンで利益が出せるので、貴重な副収入になるはずです。会員が増えることに越したことはないですが、単発のレッスンで得られる収入も決してあなどれないです。
4、道場を所有していなくても教えられる
柔術は教えたいけど、道場を開けるのは資金がかかるし大変、という人は地域の体育館やスペースさえ確保できれば気軽にレッスンを始められます。そこからサークルとして活動するのもいいし、人気が出てきたら道場をオープンするというのも一つの手です。
もちろんここで少人数制のレッスンやプライベートレッスンの生徒を募集するのもありだし、女性向けの練習会や護身術のレッスンといった特定のテーマに絞ったレッスンを開催するのもいいでしょう。
まとめ
値段はピンキリですが、たとえばこちらのテコンドーのクラスは一人3000円。上手くやればいい収入になりそうですね。
ちなみにストリートアカデミーでは格闘技のカテゴリーはまだまだ投稿数が少なく、むしろそんな今がチャンスです。人気が高いのはテコンドー、キックボクシング、護身術などのクラスで、柔術のクラスは現在のところ一つもないので今ならライバル不在です。
登録は無料でできるので、ぜひ指導者の方は試してみてください。これを機に道場やサークルの会員が増え、また初心者の人たちが柔術に触れることができたら幸いです。