柔術の帯の締め方間違ってない?知らないと恥をかく可能性も

この記事は 約4 分で読めます。

初心者のときは何かと間違えやすい柔術の帯の締め方。人それぞれスタイルに違いがあって、一体どれが正しいのか混乱してしまうこともあるでしょう。そこで帯の締め方について掘り下げていきたいと思います。

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柔術の帯と柔道の帯の違い

for a bit of ribbon

Photo by Mark Bonica

柔術の帯と柔道の帯にはいくつか違いがあります。ひとつは柔術の帯には柔道にない色がたくさんあること。もうひとつは柔術の帯にはストライプをつける箇所がある、という点じゃないでしょうか。これが空手やテコンドーとなると、素材、質感、サイズなどが全く変わってきます。

人によっては柔道の白帯や黒帯を柔術で使ったりする人もいますね。特にミズノの黒帯は日本だけでなく海外でも人気です。

柔術の帯の締め方動画

柔術の帯の締め方にはオーソドックスなものもあれば、かなり個性的なものまで様々なスタイルがあります。いずれにしろ最終的にきれいな結び目ができれば、特にどれが正しくて、どれが間違っている、ということはないと思います。それぞれ自分に合った方法を模索してみましょう。

ここではいくつか柔術の帯の締め方に関する動画を紹介します。

柔術の帯の締め方のよくある間違い

4つ目のJIU JITSU CLASSの動画では初心者あるあるも紹介していますね。こんな帯を締め方をしている人がたまにいますよね。

練習前にはしっかり締めていても、途中でほどけた拍子に咄嗟に締めると、こんな形になったりすることもあるでしょう。

間違って帯を結んだためにこうして上向きになってしまっている人もいます。

白帯ならまだしも、色帯になってもこうしたミスをしている人をときどきみかけます。そんなときは「あの人、茶帯にもなって、帯もろくに結べないの?」なんてことを影で言われてもおかしくないので注意が必要です。

一度、UFC王者のコナー・マクレガーが柔術道着姿の写真をSNSにアップしたことがありますが、そのときの帯の締め方が怪しかったことから、ブラジル人格闘家が批判を浴びせたこともありました。

コナー・マクレガーほど有名人じゃなくても誰がどこで見ているか分からないご時勢です。特に道場内で指導する立場の人や上の帯の人は気をつけたいところですね。

柔術の帯のストライプは右側に来るべきか、左側に来るべきか

柔術におけるストライプは、各帯のレベルや黒帯の段を示すときに使われますが、帯を締めるときにこのストライプのタグを右側にするべきか、左側にするべきかはネット上でもよくディスカッションされています。特に初心者にとっては答えが欲しいところですよね。

アメリカの格闘技サイト「sherdog」の掲示板でもストライプの位置がどちらが正しいのかというのが議論になっています。

これらの掲示板ではヒクソン・グレイシーが左側にストライプのタグを持ってきているから左側が正しい、エリオ・グレイシーが右側にしているから右側だ、といったような不毛な議論がされていて、意見は真っ二つに分かれているようです。

僕はこれまでストライプのタグは左側に持ってくるように教わってきたこともあって、個人的には何も疑問に持たず、そうしてきました。一説によると心臓が左側にあるからストライプも左側にするべきなんだそうです。また、侍が左側の腰に刀を差していたから、その習慣が格闘技にも受け継がれ、柔術にも反映されたという説もあります。

ただし、往年の名選手たちが、右側にして記念撮影をしている写真などを見ると自信がなくなってきますね。要するにどっちでもいい、というのが答えなのかもしれません。あるいは道場によっても違うのでしょうか。あなたはどちら側にストライプのタグを持ってきますか?

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柔術マン

黒帯、柔術暦20年以上。

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