あなたの柔術ブログが誰にも読まれない理由

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ブラジリアン柔術に関するブログを書いている人はたくさんいると思いますが、読者が増えなくて困っている、あるいはブログから自分の道場を知ってもらいたいのになかなか上手くいかない、という人もいるんじゃないでしょうか。そこで柔術ブログを上手に運営するコツを紹介します。

実は柔術道場を経営している友人からこの前、こんな相談を受けました。

ブログでもっと道場のことを宣伝したいけど、読んでくれるのは道場生か知り合いぐらいで一日50人も見てくれない。どうしたらもっと多くの人に見てもらえるんだろうか。

同じような悩みを抱えている人は少なくないはずです。道場経営をしている人も、そうじゃない人もせっかくブログを書くのならできるだけ多くの人に届けたいと思うのは当然です。

しかしそれができていないとすれば、それは次ぎのようなミスをしているからです。

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あなたの柔術ブログが2、3行で終わるから

あなたのブログは、一つの記事が2、3行の文章で終わってませんか? ブログは毎日更新するべきだ、という脅迫観念に襲われている人が多く、無理やり更新しているせいか、一つ一つの記事が短すぎて、3秒で読み終えてしまうような内容になっていたら考え直したほうがいいです。

その2、3行のために毎回わざわざ人が訪問してくれると思ったら大間違いです。最初は良くても、そのうちどうせ大したことが書いてないんだから見なくてもいいやとなるのが読者心理なのです。

ブログが読み物として面白いかどうかももちろん大切ですが、ブログによって書き手の哲学や人柄が伝わるかどうかはもっと大切です。

しかし2、3行の文章ではなかなか伝わらないでしょう。ずばりいうと最低でも1記事1000文字ぐらい書いたほうがいいです。

それぐらい書けば定期的に読んでくれるファンが必ず増えます。そしてブログに書いてあることに共感できれば、あなたのことをもっと知りたいと思うはずです。もしブログの運営者が道場主なら、そんな先生の下で練習してみたいと思うのは想像するまでもないです。

ブログは毎日書いたほうがいいけど、書くことがないのなら、いっそのこと書かないほうがいいかもしれません。ちなみに僕は月に1回ぐらいしか書きません。でも書くときは一つの記事でだいたい2000文字くらいは書きます。

あなたの柔術ブログがただの日記だから

今日はパスガードを練習した。その後スパーリングを6本やって死ぬかと思った。やっぱり若者には体力では勝てないなぁ。できればテクニックだけで勝てたらいいんだけど。おしまい。

あなたはこんなブログを書いていませんか? たとえ何百文字、何千文字という長文を書いてもそれだと読者を集めるのは難しいです。

もちろん自分の趣味や日記としてブログを書いているだけならこれでもなにも問題はありません。

しかしもし多くの人に読んでもらいたい、ブログを通じて何かを伝えたい、あるいは集客をしたいという気持ちがあるなら、ただの日記では上手くいきません。

日記、ツイート、画像でも多くの人が注目し、反応してくれるのはあなたが有名人である場合だけです。では有名じゃない人は何を書けばいいのか。

それは読者が知りたがっていることを書くべきなのです。自分が書きたいことを書いているうちは誰にも読まれませんよ。

あなたの柔術ブログがただの回覧板だから

今日は夜の練習に5人の生徒が来てくれました。明日は日曜日なので午前10時からスパーリングです。皆さん、ぜひ参加してくださいね。

もしかしてあなたはこんなブログを書いていませんか? ちなみに僕の友人のブログもほとんどがこんな記事ばかりでした。

ブログを使って道場の会員たちに連絡を伝えるのは確かに便利です。しかしこのタイプの記事は、同じ道場の会員には有益でも、外部の人たちにはどうでしょうか。無関係ですよね。

自分とは関係のない記事を書いているブログには人は近づきません。つまり内部に情報を配信すればするほど、実は外部の人たちを遠ざけているのです。

もしブログを使って集客することが目的なら、道場内の回覧板的な記事はやめるべきです。それよりもこれから柔術を始めようと思っている人やすでに始めているけど移籍を考えている人がどんなことを知りたがっているのかを考えて書くべきなのです。

前述した「読者が知りたがっていることを書くべきだ」というのはつまりそういうことです。

不特定多数の人に向けて書いているから

漠然と誰かしらが読んでくれると思って、気の向くままに文章を書いていると、案外誰にも読まれなかったりします。

それに対し、ある特定の一人に向けて書くと、逆に多くの人の心に突き刺さります。例えばこの記事は、柔術ブログの運営で悩んでいる僕の友人に向けて書いています。

一人に向けて書くとどういうことが起こるかというと、同じ境遇にいる人たちがまるで自分のことについて書かれているかのような錯覚に陥って、ぐいぐい引き込まれていくのです。

僕がこのブログで質問を受け付けているのはそのためです。一人の質問に答えることはすなわちそれと同じ悩みを抱えた人全員の質問に答えるのと同じだからです。

もしあなたが柔術について何か疑問を持ったとしたらその答えを見つけて、それをブログに書くのもありです。

自分が抱える疑問もまた他の多くの人が知りたがっていることだからです。それに対し、あなたが道場主なら生徒たちから質問されたことをブログの記事にしてなるべくシェアするようにしましょう。

パスガードの仕方が分からないという人がいたら、パスガードの仕方を分かりやすくブログで説明してあげればいいのです。

そうすると、道場内のほかの生徒たちはもちろん、外部の人もあなたの教えを知ることになるでしょう。この先生の教え方は丁寧で分かりやすいなあと思えば、そんな道場で練習したいと思うのが初心者心理じゃないでしょか。

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柔術マン

黒帯、柔術暦20年以上。

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