柔術のアキレス腱固めの極め方と注意点(ルールと反則)

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柔術は柔道と違って多彩な足への関節技が使えるのが特徴です。そこで足関の中でも最も初心者が挑戦しやすいアキレス腱固めを紹介します。

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まずは柔術におけるアキレス腱固めのルールを知ろう!

アキレス腱固めにおける年齢と帯制限

アキレス腱固めことストレートフットロックは柔術では、ジュブナイル以上のカテゴリーなら白帯からでも認められています。

一方でジュニア以下、またはティーンのカテゴリーでは禁止されているので、 「アキレス腱固めは16歳以上なら誰でも使える」とだけ知っておけば大丈夫です。

足関と聞くと、茶帯以上のイメージがありますが、実はかなり早い段階から使えるのがアキレス腱固めなのです。

アキレス腱固めの外掛け行為(ニーリーピング)は禁止

柔術でアキレス腱固めを仕掛けるときに自分の足を相手の膝の外側から回すように掛け、自分の足が相手の体の中心線を越えると反則になります。

いわゆる外掛け、あるいはニーリーピングと呼ばれる行為で、相手の膝に必要以上の圧力がかかってしまうことから柔術では禁止されています。

ポイントは自分が回した脚が相手の体の中心線を越えるかどうかで超えた場合はアウトです。これがまた判断がとても難しいので常に反則を取られるリスクがあることを知っておきましょう。

アキレス腱固めを掛けた足をもう一方の足の方向へねじる行為は反則

ストレートフットロックを掛けた足を、攻撃を受けていない足の方向へねじる行為も白帯から紫帯までは反則です。言葉で説明するのは難しいですが、簡単にいうとアキレス腱固めを仕掛けたときに相手の膝を内側に捻ってしまうことを指します。この行為も膝に負担がかかるために白帯から紫帯までは禁止されています。なお、茶帯と黒帯は認められています。

アキレス腱固めの反則についてはこちらの動画が分かりやすいです。

柔術のアキレス腱固めの入り方色々

ここでは様々なアキレス腱固めの極め方を解説している動画を紹介します。

アキレス腱固めの基本動作

自分の腹を床につけてアキレス腱固めを極める方法。

50/50からのアキレス腱固め

カイオ・テッハ流のアキレス腱固め

パスガードからのアキレス腱固め

まとめ

アキレス腱固めひとつ取っても様々な入り方、極め方があるのが分かったかと思います。白帯の人は反則やルールを学んだうえで、ぜひともここで取り上げたアキレス腱固めに挑戦してみてください。

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柔術マン

黒帯、柔術暦20年以上。

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