ブラジリアン柔術道場(ジム)を選ぶときの4つのポイント

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photo by Jaanus Silla

ブラジリアン柔術道場を探しているけど、どこの道場がいいのか分からない。強くなるためには、楽しくやるためには、そしてなにより継続するためには一体どんな条件で道場選びをしたらいいのでしょうか。

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ブラジリアン柔術アカデミーの選び方4条件

1、通いやすい道場

継続するために大切なこと、それは道場が職場、学校、自宅の近く、あるいはその通り道にあるのが理想です。地域によっては車で片道2時間もかけて道場に通わなくてはならないという場合もあるでしょう。

僕も実際にそういう人を知っています。そこしか柔術が練習できる道場がないのならそれでも仕方ないことですが、継続するには時間的要素はとても大切になってくるので、これから柔術を始めるという人は、できるだけ通いやすい道場を探しましょう。そして忙しくてもちゃんと一定のペースで道場に通うことができるサイクルを組み立てましょう。

2、生徒数が多い道場

せっかく練習に行っても生徒が2,3人しかいないと張り合いがなく、スパーリングも同じ人同士で何回もやらないといけなくなり、新鮮さや刺激を失いやすくなります。強くなるためにはできるだけいろんな人とスパーリングをしたほうがいいので、そういう環境を探すのも大切です。

大都市では数十人から百人以上の生徒を抱える道場も普通ですが、地方に行くとなかなか人数を集めるのは大変のようです。特に注意したいのは道場の会員数より、実際に何人ぐらい頻繁に練習に来るかが重要な要素になってきます。

道場によっては合計の会員数は多くても、忙しくてほとんど練習にこれない人が大部分を占めているようなところもあります。

これを知るのに一番いいのは平日に実際に体験レッスンをしてみることです。人が集まりやすい休日よりも、平日の夜の時間にどれくらい仕事帰り、学校帰りの人が来れるのかを調べると、だいたいの日々の練習規模が分かるはずです。

3、スケジュールが合う道場

朝や昼しか練習する時間がないという人が夜練しかない道場に入会しても意味はありません。週末しか時間がないのに平日しかやっていない道場には通えません。

人によっては入会してから先生に自分のスケジュールの都合を言って、クラスを増やしてもらおうとする人がいますが、なかなか一人のわがままのためにスケジュールが変わることは難しいです。

最低でもどれくらいのペースで練習したいのかを考えたうえで、入会する前にスケジュールを見てちゃんと自分のスケジュールと合致するかどうかを見極めましょう。

いざ入会してから「もっと練習がしたいけど時間が合わなくてできない」といった状況に陥るとすぐに辞めてしまうことにもなりかねないので注意が必要です。

4、いい先生がいる道場

強い選手=いい指導者ではありません。実際に世界トップクラスの選手であっても教えることが苦手な人はいます。また、感覚的な天才肌の選手は自分がやっていることを言葉にして体系的に人に伝えることができない人もいます。

逆に大会における競技者としての実績はなくても人に教えることに長けている指導者もいます。帯もまた同じで黒帯=いい先生ではありません。先生が強いかどうか、何帯かどうかということだけに捕らわれてしまうと、本質を見失ってしまうので、教え方や評判のいい先生のところで習うようにしましょう。

理想は強くて、教えるのが上手い先生の道場です。有名な選手は実力は申し分ないはずなので、そんな人が教え方も丁寧だったらいうことなしです。

それ以外で肝心なのは、先生と合う合わないかのフィーリングでしょう。人によってはフレンドリーな先生の下、和気藹々やりたい人もいるだろうし、また先生に厳しく言ってもらいたいという人もいるはずです。そういう意味でもやはり一度どこの道場でも体験してみるのが一番です。