ブラジリアン柔術を覚えると世界中に友達ができる!柔術旅行をしよう!

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ブラジリアン柔術はただの格闘技ではなく、一つのライフスタイルです。それだけ柔術は生活習慣や人との関わり合いに影響を与えます。

旅行においても以前はただ観光地を回るというのが僕のスタイルでした。しかし今では旅行先にある柔術道場を訪れるのが楽しみのひとつになっています。あなたにもぜひ柔術旅行をおすすめします。

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柔術旅行の楽しみ方

ここでは柔術旅行というのがどんなものかを手順を追って説明したいと思います。

1、ネットで情報収集

まずは旅行先を決めます。国内でも海外でも構いません。今では都市なら世界中どこにでもだいたい柔術の道場があります。田舎街でも立派な道場があるところも少なくありません。僕は必ず旅行前にはネットで道場の情報を調べてから航空券なり、ホテルを予約するようにしています。

2、事前に連絡する

ブラジリアン柔術で出稽古するときに気をつけたい7つのマナー」でも紹介したようにアポなしで行くのではなく、最低限の礼儀として必ず事前にメールなり、電話なりをしてから行くようにしましょう。急に行くと、場合によっては道場破りに来たと思われる可能性もなきにしもあらずです。

ネットで情報収集する段階で、出稽古が可能かどうかを調べるようにし、もしホームページに情報が掲載されていない場合はやはりメールか電話で確認を取るようにしましょう。

2、旅行を楽しむ

旅行先では観光ももちろん楽しみます。観光地を訪れ、おいしい料理を食べ、のんびり過ごすのもいいでしょう。ただ、人によっては柔術がメインで観光がおまけ、という柔術家もいます。

僕も最近では海外に行くときでも遺跡などを回る観光よりもどちらかというと柔術のほうが面白くなってきています。旅行の醍醐味はやはり現地の人との交流です。

普通なら見知らぬ土地に行って現地の人といきなり交流できる機会はなかなかありませんが、柔術があれば話は変わってきます。

3、道場を訪れる

事前に連絡していた道場を訪れます。練習スケジュールをチェックし、できるだけ早めに着くようにしましょう。出稽古をするのに遅れていくのは大変失礼になります。また、旅行先では土地勘がないため、道場に着くのに思ったより時間がかかることもあるので気をつけましょう。

ひとつ注意したいのは、基本的に一つの目的地に対して、訪れる道場は一つにするべきです。というのも現地ではよそ者には到底理解できない、道場同士のライバル意識がある場合があるからです。

今日はこの道場だけど、明日は別の道場に行く、といったような話をあまりよく思わない先生もいます。もちろんそんなことは一切気にしないフレンドリーな道場もありますが、デリケートな部分に触れるのはできるだけ避けましょう。

4、練習後は道場生と交流する

練習を終えたら積極的に道場生に話しかけましょう。先生、生徒たちに暖かく迎え入れてくれたことに対する感謝の気持ちを伝えるのも忘れてはいけません。ただ、練習をして黙って帰るようではちっとも面白くないので自分から心を開いていくと相手もきっと親切にしてくれるはずです。

僕は現地のおすすめの観光地やレストランなどについて、いつも道場生に教えてもらっています。すると、人によっては「よかったら案内しますので、一緒にご飯でも行きませんか」と誘ってもらえることも多々あります。

5、連絡先を交換する

食事などに連れていってもらったら、僕は必ず連絡先を交換するようにしています。ほとんどがメールやフェイスブックですが家に帰ったらその都度、お礼のメッセージを送るようにしています。

まとめ

僕が柔術旅行をするようになったのは茶帯のときです。現地の道場に茶帯や黒帯があまりいないような場合はとても喜ばれ、代わりにクラスでなにか教えてもらいたいといったような要望を受けることもありました。

黒帯になってからも柔術旅行は続けています。日本だけでなく海外の道場にも何度か練習に行かせてもらい、その度に先生方や生徒の皆さんには大変よくしてもらっています。

しかしなにもこれは自分が黒帯だからできるということではありません。白帯のときでも旅行先で柔術を練習してもいいのです。強い弱いは関係ないのです。柔術旅行で友達ができやすいのは、体と体をぶつけ合って戦った者同士には自然と友情が芽生えるからではないでしょうか。