ブラジリアン柔術が上達しない、強くならない人の5つの根本的な原因

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もっと柔術で強くなりたい、でもどうすればいいか分からないといった質問をする人が多いですが、そんな人は今一度基本的な間違いを犯していないか考えましょう。なかなか強くなれない人にありがちな5つの原因の中で、あなたはいくつ当てはまりますか。

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1、そもそも練習していないから

最も多いケースがこれです。そもそも練習していない。週に1度、あるいはそれ以下しか練習しないのに「強くなりたい」というのはおこがましいです。もちろん長く続けていればそれでもスローペースで上達はしていくかもしれません。

しかしほかの生徒たちがそれ以上に練習していれば、当然彼らのほうが自分より強くなるため、自分の上達を実感するのは難しくなります。

少しでも強くなりたいんだったら最低でも週に2、3回は練習に行きましょう。それでも毎日練習している人たちには到底敵いませんが。

2、試合に出ないから

試合に出ないと強くなれない、ということはありません。ただ、試合に出れば強くなるのは間違いないです。なぜなら試合という明確な目標を持つことで、練習に真剣に打ち込むようになり、また試合の勝ち負けから学ぶことが多いからです。

中には試合が嫌いという人もいますし、それも問題ありません。僕も柔術を始めた当初から選手志向は全くなく、あまり試合に出ずに黒帯にまでなったのですが、そんな人でも明確な課題や目標を立てることで、練習に集中することはできますし、十分に強くなることはできます。

しかしやはりバリバリ試合に出ている選手たちと比べると、体力、フィジカル、テクニックにおいて雲泥の差がありますし、なにより上達のスピードが違います。早く強くなりたい、という人には試合に出場することは必要不可欠です。

3、健康な食生活を送っていないから

日本ではそこら中にコンビニ、ファミレス、ファーストフードが溢れていますが、普段からそのような食事しか口にしていないようではしっかりとした体作りができないのは言うまでもありません。

食事は体作りにおける基本中の基本です。強くなるにはできるだけ体に害のないものを採るような習慣が必要です。もっと筋肉が欲しいと思っているときに揚げ物を食べ、炭酸飲料ばかりを飲んでいては脂肪が付きやすくなって、意味がありません。

一方で練習前後にも必要な栄養素を補給する癖をつけておけば、いずれ体が見る見る変わっていくのが自分でも分かるはずです。

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4、ちゃんと睡眠を取っていないから

仕事や勉強が忙しいからといって、睡眠時間を削っているようでは強い体作りの妨げになります。特に夜中までTVやネットを見ていて、寝るのは深夜になってしまうという人は危険です。

休息や睡眠を取るのは、練習をすると同じくらい大事なことです。1日に3,4時間しか寝ていないというような人は睡眠時間を増やす努力をしましょう。

体がしっかり休まらなければ、筋力の回復や形成はもちろん精神にも悪影響が及び、練習にも当然支障が出ます。体だけではなくときには頭を休めるように意識づけましょう。

参考>>腰痛、疲労、怪我が治らない柔術家が使うべきたった一つのアイテム

5、タバコを吸う、あるいはお酒を飲むから

せっかくのハードな練習を台無しにしてしまう悪習がタバコとお酒です。タバコは心肺機能に直接悪影響を及ぼすのでスタミナ、体力の減少につながるのは明白です。

一方で練習後の一番体が栄養を必要としているときにアルコールを摂取してしまうと、体はアルコールを分解するためにせっせと働かなければならなくなり、筋肉の回復や形成は後回しになってしまいます。

人によっては練習後に飲むのを楽しみにしている人もいるでしょう。それが最高の至福のひとときだというなら無理に止める必要はないですが、「どうしてももっと強くなりたい」という目標を達成したいなら、できるだけ我慢しましょう。完全に断つのではなく回数を減らすだけでも十分に効果はあるはずです。

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柔術マン

黒帯、柔術暦20年以上。

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